The short answer examination

少し前の話ですが、公認会計士短答式試験に申し込みました。

恥ずかしながらこのブログを始めるまでは、1日の勉強時間は2時間程度、何もしない日も当然にあり、iPhoneのスクリーンタイムは毎日10時間を超えているといった有様でした。iPhoneを使ってやることといえば、X(Twitter)やYouTubeといった何の生産性のないものだったのだから、ひどいものです。

そんな人間が、短期間で難関と言われている会計士試験の短答式に合格するのは厳しいと誰もが思うでしょう。

 


私本人を除いて。

短答式試験を一回受けると19,500円の出費になります。

スシローで食事をする一回あたりの出費を2,000円とすると、これはスシロー約10回分に相当します。

これを記念受験で終わらせるのは非常に勿体無いことです。

したがって、本気で合格を狙います。

4/28に模試があるみたいなので、これをひとまずの目標とします。

数日前の記事で、計算科目は短答対策問題集もしくは計算コンプリートトレーニングに着手すると言いましたが、現状何もしていない今から始めても効果は薄いでしょう。

よって、テキストのみ使用することとします。

テキストには重要性のある論点の基本的な問題(例題)が載っています。つまり、難易度に目を瞑れば、短答対策問題集や計算コンプリートトレーニングを使わずとも、テキストだけで試験に出てくる問題は対応可能ということです。

実際のところ、財務会計論の短答対策問題集を見てみると、テキストの例題と難易度面で大きな差はないことに気づきます。(もちろん短答対策問題集の方が難しいのは、言うまでもない。)

加えて、短答対策問題集は過去問をベースに作られているようなので、網羅性の観点では不安が残ります。かといって、ほぼ全論点の問題が収録されていると言われている計算コンプリートトレーニングを今から解き始めるのは、消化不良になる気がします。

 


これらの事実を踏まえて導き出される戦略は

・テキストの例題をすべて解けるようにする。(瑣末論点かつ面倒臭さそうなものは切る)

・応用力は自分の能力でカバーする。(ちなみに自分の能力が高いという根拠はない。)

というものです。

「すべて」というと抽象的なので、具体的な数字に落とし込みます。

模試までに

テキスト二周

短答までに

更に一周

これが現実的な目標でしょう。一ヶ月で一周する計算です。

それすら無理な場合、本番までに二周を目標とします。春から大学が始まりますが、最悪サボってでも二周は死守します。(財務会計論計算だけでもテキストが7冊あるので、これは意外としんどいてす。)

 


管理会計論の計算に関しては短答とテキスト例題の難易度にやや開きがある印象を受けたので不安はありますが、もうここは割り切ります。

 


ここまで見ると、付け焼き刃の特効に見えるかもしれませんが

 


・結局のところ、テキストの例題が一番簡単である以上、これを解けないなら短答対策問題集もコンプリートトレーニングもやる意味が薄い。

・もし落ちた場合、テキストの例題はある程度固まっている(と信じたい)ので、次の12月短答に向けて短答対策問題集や計算コンプリートトレーニングをスムーズに解き進めることができる。ここで迂闊に例題以外に手を出し5月に不合格になると、次回までの戦略を立てづらい。

 


この辺も考慮した上で、そうします。

 


理論科目に関しては、テキストを読み問題を解くという以外に対策が思いつかないのですが、時間がないので問題集の重要度Cの問題は飛ばします。

模試までに一周、直前期にもう一周が現実的な目標でしょうか。

やや反復が足りてない気がしますが、仕方がないですね。監査論、企業法、管理理論、財務理論の四科目あることを考えると、二周するだけでも大変なきがします。

落ちたら12月までにあと三周くらいはやります。

記事を書いていたら、コンパクトサマリーという小さなテキストが配布されていたのを思い出したので、これを電車の中や寝る前に読むなどして反復の不足を補っていきたいです。

 


延々と受験生活を続けるのも面倒なので、今年の12月の短答式試験に落ちた場合には会計士試験と縁を切ろうと思います。でも、12月を今から目標にしてもどうせ落ちるので、5月に受かってしまいましょう。

.....

と思いつつ、5月短答式試験に不合格になったらさっさと辞めてしまうのもアリな気がしてきました。新卒カードを有効に利用するというのも一つの手ですからね。

ただその辺の意思決定は難しい問題なので、今考えるべきことじゃない気がします。

 

いずれにせよ、がんばります。

 


以上です。ありがとうございました。