1/25 前半

昨日の勉強時間45分。

深夜スマホYouTubeを見ていたため、起きたら夕方でした。

ダサいのでこれからはそういうことをしないようにしたいですね。

【監査論】

今日は確認と分析的手続きについて学びました。

以下気になった点

・経営者が監査人の確認依頼に同意しない場合、3つのステップを踏むことが求められる。①経営者が同意しない理由について質問し、その正当性と合理性に関する監査証拠を求める。②リスク評価や監査手続の計画に及ぼす影響を評価する③代替的な監査手続きを実施する

※①の場合、訴訟中の場合など、理由に正当性があると認められることがある。

※③確認は企業が同意している場合のみ実施可能なので、質問の回答に合理性があるか否かを問わず、代替的な監査手続を実施することが求められる。

①、②、③のステップを経た後、不同意の理由に合理性がない場合、もしくは代替手続で監査証拠を入手できない場合、監査役等に報告するとともに、監査の継続と監査意見に対する影響を判断することが求められる。

 


・確認差異が生じた場合、調査不要の金額基準の論点は存在しない。すなわち、確認差異が生じたら全て調査すべきである。(実務においては瑣末な差異は調査しないこともあるが、受験においては全て調査するものだと理解してよい。)

 


・全般的な結論を形成するための分析的手続は、個々の監査要点ごとに形成された結論を裏付けるために実施される。(ex.前期と当期の実績数値の比較などを通して分析)

あくまで形成済みの結論を裏付けるために実施される(期中の監査ですでに結論は形成されている)もので、結論を形成することが目的ではないことに注意。

全般的な結論を形成するための分析的手続は実施必須。

 


・分析的手続を通して他の関連情報と矛盾する、または推定値と大きく乖離する変動もしくは関係が識別された場合、それらの理由を調査する必要性が生じる。具体的には、経営者への質問及びその回答に関する適切な監査証拠の入手が求められる。他の監査手続は状況に応じて行われるが、必須ではない。

 


財務会計論(計算)】

連結会計について学びました。

以下気になった点

【商品代金の決済未達】

①当期末に決済未達がある場合

当期末に決済未達がある場合、未達側で債権の回収の処理を行うので、

現金xx/売掛金xx

という仕訳が導ける。(いうまでもないが、この場合に買掛金が連結修正仕訳になることはない。買掛金の支払いが未達になる場合を考えればあり得ないとわかる。ちなみにだが、売掛金の増加が未達になる場合もありえないとわかる。売上が未達になっている場合を考えてみたら無理があるとわかるだろう。)

この時、債権債務の相殺は当然未達整理後の金額に基づいて行われるが、ここで貸倒引当金の修正額が問題になる。

一見すると貸倒引当金の修正に関しても、債権債務の相殺と同様未達整理後で行うのが正しく見えるが、実際は誤りである。

ここで重要なのは、貸倒引当金は未達整理前の債権をベースに算出されているということだ。未達の整理はあくまで連結修正仕訳であり、個別B/Sに計上されている貸倒引当金は個別B/Sに計上されている売上債権を元に算出するからである。

貸倒引当金の算出の際にベースとなった債権(=未達整理前の債権)は未達修正仕訳と連結修正仕分けを通して最終的に0になる。したがって、それに紐付いた貸倒引当金も0にすべきであるから、未達修正前の債権をベースに貸倒引当金の修正仕訳を切るのが適切である。

 


②当期首に決済未達

当期首(前期末)に決済未達ということは、未達側は当期中に決済を行っているということである。しかし、債権勘定や現預金勘定はB/Sに記載されるものであり、当期末のB/S作成という観点では、これらの違いはどうでもいい。なぜなら当期末B/Sには、修正を施さなくてもこの決済に関する会計処理自体は反映されているからである。(B/Sはストックを表示しており、計上時期も表示しているわけではないよね)

ついでに期首決済未達における貸倒引当金の修正額についても考えてみよう。

貸倒引当金の修正仕訳は

貸倒引当金xx/利益剰余金当期首残高xx

      /貸倒引当金繰入額xx

であるが、利益剰余金当期首残高は未達考慮前か考慮後、どちらを採用すればいいのか。

ここで、前期末にどのような貸倒引当金の修正仕訳を切っていたのか考えてみよう。

貸倒引当金xx/利益剰余金当期首残高xx

      /貸倒引当金繰入額xx

それはいうまでもないだろう。当期末と同様、上記のような仕訳になるはずである。この時貸倒引当金の計上額は、①で述べたように、未達考慮前の債権をベースとした数値になるはずである。

したがって、借方と貸方の合計は等しいので、利益剰余金当期首残高と貸倒引当金繰入額の合計も、未達考慮前の債権をベースとした貸倒引当金の数値と等しくなるはずである。(当たり前のことを言ってる)

当期においては、前期末の利益剰余金当期首残高と貸倒引当金繰入額は一括して利益剰余金当期首残高として表示されるので、

当期における利益剰余金当期首残高は未達考慮前の債権額をベースに算定すればよいとわかる。

 

 

 

一応ここまでで、未達の仕訳を簡潔にまとめておこう。

【商品未達】

・期首

仕訳なし

・期末

商品xx/買掛金xx

【決済未達】

・期首

仕訳なし

・期末

現金xx/売掛金xx

 

長くなったので一旦ここまでにします。ありがとうございました。