【財務会計論(理論)】
財務会計の意義と機能、基礎概念について学びました。
・非制度会計
企業による情報開示は、制度会計に限定されていない。(Investor Relationsなど)
・保守主義に関して
保守主義は財務健全性の観点から要請→債権者保護につながり利害調整機能を重視
・貸借対照表概観
期末に資産負債を実地調査することによりB/Sを作成する場合、資産負債のB/S能力評価の基準は、F/S作成目的によって異なる。
※作成目的によって変わってくるのは極めて当たり前
・収益費用アプローチ、資産負債アプローチと静態論、動体論の関係
静態論と資産負債アプローチは利益計算の方法こそ同じだが発想は全く異なることに注意。一方で動体論と収益費用アプローチは基本的に同じと考えてよい。
・収益費用アプローチからは、将来の期間に影響する特定の費用は、将来の収益との対応を考慮した上で費用配分の原則に従って、資産として計上しなくてはならない。
→繰延資産のことだと思うと理解しやすい。
・AROは資産負債アプローチ
AROの仕訳の例を考えてみよう
機械xx/Cashxx
/AROxx
となる。つまり、資産と負債が両建てで計上され、AROは費用の貸方項目として計上されるわけではない。従って、AROは資産負債アプローチによるものと考える。
・名目資本維持
取得原価主義の下で算定された利益は投下資本の回収余剰額であり、投下された貨幣の名目額を上回る金額を意味する。
※取得原価主義は名目資本維持と関連
・企業会計原則と一般原則
一般原則二〜七は、企業が採用する会計処理の原則と手続きを定めるものではなく、それらの選択と適用にあたっての判断基準を定めたものである。
※一般原則二〜七とは、最高規範である真実性の原則を除いた、保守主義,継続性,資本取引損益取引区分,単一性,明瞭性,正規の簿記の原則のこと
・継続性の原則
会計方針の変更には正当な理由が必要であり、これがない場合には、十分な注記を行なったとしても変更は認められない。
・明瞭性の原則
総額主義は明瞭性の原則から根拠づけられる。
勉強時間7時間18分
スマホスクリーンタイム7時間34分
以上です。ありがとうございました。